マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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「Frikadelle」、というものがあります。まあ肉団子、ミートボールと訳されます。
これを、前回で紹介した、「Brötchen」にはさんで食べる方法があります。二つの名前をあわせて「Frikadelle- Brot」といいます。
これは、肉屋さんでも売っていますし、パン屋さんでも売っています。つまり関係業種がクロスオーバーしているため、ビジネスも同時にクロスオーバーしているわけです。それほど需要があるというわけでしょう。
パンとあわせて1.50ユーロ前後のものです。
これがどうも、例のハンバーガーの元祖らしいのです。
この「Frikadelle」、レストランで注文するときは、ハンバーガー・ステーキ(あるいはドイチュ・ステーキ)といいますからね。
このハンバーガー・ステーキをパンにはさんで簡便食にした、それすなわちハンバーガーというわけでしょう?
しかし、たとえばマクドナルドのそれと比較したら、値段も廉いし、味で百倍は美味、と断言しておきましょう。
さてハンバーガーの名前の由来になっているハンブルグ(Hamburg)でこの食べ物がいかなる地位にあるのかは、実は知りません。たぶん、現地でも「Frikadelle- Brötchen」だろうと想像します。
どなたか、ハンブルグの事情にお詳しい方、お教えください。
これは、「Frikadelle」の代わりに、イワシかなにかの魚をメンチカツ風に仕上げたものが、「Brötchen」にはさんであるもので、『Nordsee』 という魚屋けん海鮮レストラン・チェーンの人気商品です。
わたしは個人的には、こちらが好みです。
漁港でもあるBremenの名前を、Hamburgにひっかけたその命名も好きです。
いずれにせよ、マクドナルドなんぞは金輪際いきません、ってば。
これまでの生涯で、そうね、十数回はいったでしょうか?もう充分です。