マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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日本では、衣食住といって、住居よりは衣食への関心が高いようです。
やれ、どこそこの着倒れ、どこそこの食い倒れ、と衣食についての関心は、日本人の間でたかいのですが、さて住居については、もうはなから希望を捨てているのか、相対的に低い関心しか払われていないのではないでしょうか?
ドイツは、この生活の三大重要素のなかでは、圧倒的に住居を大事に考えているようです。
衣の面では、イタリアやスペイン、フランスなどのラテン諸国に比較すると、ドイツのそれは、ほぼ無関心に近いのではないでしょうか?
ラテン諸国の衣類への情熱的関心は、いったいどこから?というのも面白いテーマですが、とりあえず今回はふれずにおきましょう。
食についても、衣類同様に、美味についての概念が、これまたイタリアやフランスとはことなっているとしか思えません。
関心云々するよりも、衣食の生活のなかに占める意味がちがっているとしか考えるしかないようです。
食については、それでもイギリスよりははるかにましかも知れません。衣類については、英国の紳士服は、じつに見識に深みのある伝統を有しますが、その婦人服にはおもわず目をそむけたるものであることは、皆さんご承知のとおりでしょう。
この点でも、ドイツは少しはましかも知れません。
しかし、しかしですよ、ドイツの住環境といったら、これは欧州で随一といってもいいのではないでしょうか?
質のよい、快適な、広々とした住居が廉価で購入でき、また賃貸もされているのです。
これについては、何回かにわけて詳述して行こうと思います。
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