マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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hoihoihoiさんが以前にアップされたエントリー
【寅さんを伝統芸能に? 】
http://hoihoihoi.iza.ne.jp/blog/entry/164788/
は示唆に富んでいました。
「伝統文化は、すべてが決まっているから何を演じるかより、どう演じるかが問題となる。」
として、歌舞伎や落語を例にされ、
「二代目寅さんがいてもいいと思う。二代目さくらがいてもいい。同じ設定で脚本も二代目が書く。作る側は演技陣も含め相当に厳しいだろう。そうであれば、頑張れと勇気づけ、時には叱り、結果として大きく伸ばすのが日本の伝統ではないか。」
と提議されておられる。卓見である。と思いもつかなかった良きアイデアではないかと思いました。
そこでもし、二代目「寅さん」映画を撮るときのキャストをあれこれ考えて見ました。
たとえば、「おいちゃん」、「おばちゃん」は、前田吟と賠償千恵子の「ひろし」と「さくら」がそのままもち上がる、と。これで決まりでしょう。
肝心の「寅」は、「満男」役だった吉岡秀隆がよろしいかと。
「御前さま」は、「源ちゃん」だった佐藤蛾次郎。すこし不安と考えらますが、その場合は橋爪功でいいかなと。
じゃあ、「たこ社長」は、「ひろし」と「さくら」は、と考えると・・・、
ううむ、こりゃどうも、わたしの考えているのは、二代目「寅さん」じゃなくて、『男はつらいよ』後日譚のようですね。
そう「寅」がいなくなったあとの、「とらや」がどうなったかという。
つまり代替わりした柴又「とらや」の様子みたいなもんでしょうか?
「ひろし」と「さくら」が店を継ぎ、血はあらそえない「満男」の放蕩ぶり、「寅」ぶりを追う、てな具合でしょうか?