マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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シクラメンというと、すぐに小椋桂の≪シクラメンのかほり≫を思い起こす世代としては、この花には特別な、しかし抽象的な思い入れがあるものです。
あのころは、特別な社会状況で、といっても特別でない社会状況などあるはずもありませんが、たとえば新宿西口広場のファーク・ゲリラが規制されて、西口通路となってからも、柱の陰で自作の詩集を売る少女、なんてのも見られたものでした。
小椋桂の唄には、そのころの雰囲気が染み付いていてなんだか鬱陶しく、今はまったく聴くこともありません。
それは惨めだった自己の「青春」時代を思い出したくない、という思いもこもっているのでしょうか?しかし、明るく爽やかで幸福にみちた青春なんてものがあったら、ぜひ拝見したいものです。
そのもっと以前にTVでいわゆる「青春物」が流行って、泥だらけのいかにも汗臭そうな体育系が、「これが青春だ!」なんて叫んだりしていたものです。ああやだやだ。
それに比べれば、小椋桂の唄はまだまだ甘さがあるものの、少しはナイーヴなセンチメンタリスムがあって、それなりに受けていたように思います。
ところで小椋桂ってご存知?
まあいいや、本題はシクラメンでした。
この春に撮影した野生のシクラメンを紹介しようと書き始めて、ずいぶんと余計なことをしゃべってしまったようです。
あしからずお許しください。以下の写真がそうです。
あなかしこ
マルコ軽薄(敬白の誤りか?)
花はかなり小さく、せいぜいが2センチ弱というところでしょうか。この花を、みちこさんに捧げます。
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