マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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義母が独りで住む家の庭は、いつも綺麗に手入れがほどこされ、季節ごとの花々が咲いているので、訪問するのが楽しみです。
今は、まだ薔薇には早く、目につくものといえばチューリップですが、こんなものもあります。
Traubenhyazinthe(ラテン名、Muscari comosum)です。
Traubenは葡萄、Hyazintheはヒアシンス。名前の通りの形をしていますね。これはさすがに日本ではあまり見かけないでしょう?ねえ、ひよさま?
ドイツ人の園芸熱は高く、庭のもてない家庭用に、行政単位が集合菜園を貸し出してもいるのです。50平方メートルほどに区切った敷地に、借り手が思い思いに小屋を建てたり、野菜や草花を植えて楽しみとしています。
週末にその小屋に寝泊りする人もいるようです。
義母はその父から贈られた菜園をもっていましたが、今はもう長女夫婦に譲ってしまいました。二つの庭の手入れはさすがに一人では大変ですからね。後で、紹介しましょう。
また、連邦園芸祭(Bundesgartenschau)という行事が、毎年各都市もちまわりで開催され、かなりの入場者を集めるそうです。いわば園芸の「国体」みたようなものでしょうか?
さてTraubenhyazintheですが、こちらでは家庭用だけではなく、公園でも、この時期にはよく見られる草花です。やはり園芸用のものでしょうか、野道や森では見かけません。
多年草で毎年同じ場所で花開きます。
この一輪を、ひよさまに捧げましょう。