マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
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ここのところバッハを聴き続けてやや食傷ぎみ、そこで耳直しにJazzを聴くことにしました。そういえばここ一年くらいまったく聴いていなかったDiana Krallのことをふと思い出し聴いたところ、あらためてその魅力にうっとり、これも冬を忘れる薬かもしれません。
このDiana Krall、カナダ生まれの美形のジャズ・ピアニスト兼シンガーですが、アメリカ人の同僚から是非聴くようにとCDのコピーを渡されたのが三年前。たしかに素晴らしい、スタンダード・ジャズを聴かせます。
わたしにとってベスト・ワンの女性ジャズ・ヴォーカリストは、あいかわらずヘレン・メリルですが、ダイアナのセクシー度もかなりヘレンに近いような・・・
しかし彼女、エルビス・コステロと結婚して双子を生んだそうですが、ますます成熟度をましているような気もします。
ジャズは60年代半ばからフリー・ジャズという前衛化のあと70年代には急速にその威力を失い、一方でロックやポップをとりいれ俗化し、もう一方では古い保守的なスタンダード・ジャズに回帰しました。
ダイアナは、後者の立派な後継者と言えるでしょう。彼女をわたしに紹介したアメリカ人は、みずからバンドでピアノを弾くジャズ・マニアです。彼によれば、ダイアナは希望の星、ということになりますが。それほどのものか、とも思いますが、彼はきっと彼女の外形がお好みなんでしょう、きっと、ね。