マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典 |
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
≪夢想千一夜≫の<【【第二十八夜】 百年の夕日>
でふれたモネリアについていろいろ想い出してしまったので、ここで若干の補足を。
モネリア(Moneglia)は、地図を見ていてよさそうなところだと考え、当時ドイツに来たばかりで、ぜいたくな旅をするほど経済的な基礎がなく、じゃあキャンプでもしようかと選んだ場所でした。
東リビエラと俗称されていますが、イタリアではリグリア地方(Liguria)と呼ばれています。山が海岸にせまり、上記本文でもふれましたが、いわゆる裏日本とよばれる地方にも地形が似ています。それゆえ経済的には貧窮していた歴史があり、松の実なども食せざるをえなかったということでしょう。
しかし英語で「Ligurian Pesto」(ちなみにイタリア語では「pesto alla genovese」ジェノヴァ風ペースト)とよばれるこの地方独特の調味料は、パスタにあわせても、パンのペーストとしてもその風味は他にかえがたいものです。
spaghetti alla pesto
作り方は以下を、
http://www.threemonkeysonline.com/article.php?id=348
日本でも、たぶんバジル・ソースとしてメニューにのせているイタメシ屋さんもあることでしょう。イタメシ屋さんというだけあって、一度などバジルではなく青ジソを使用したペストを食べさせられた事もあり、じつに閉口したものです。
日本のイタメシ屋さんが、本格的なイタリア料理をだすのは何時の事でしょうか?もちろん高級料理店ではしっかりしたものが食べられるでしょうが、わたしのいうのはトラッテリアという食堂レベルでの話しなのです。
ああ、またイタリアにいきたくなってきた、なあ。