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マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。  
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≪夢想千一夜≫の<【【第二十八夜】 百年の夕日

でふれたモネリアについていろいろ想い出してしまったので、ここで若干の補足を。

 

モネリア(Moneglia)は、地図を見ていてよさそうなところだと考え、当時ドイツに来たばかりで、ぜいたくな旅をするほど経済的な基礎がなく、じゃあキャンプでもしようかと選んだ場所でした。

 

東リビエラと俗称されていますが、イタリアではリグリア地方(Liguria)と呼ばれています。山が海岸にせまり、上記本文でもふれましたが、いわゆる裏日本とよばれる地方にも地形が似ています。それゆえ経済的には貧窮していた歴史があり、松の実なども食せざるをえなかったということでしょう。

 

しかし英語で「Ligurian Pesto」(ちなみにイタリア語では「pesto alla genovese」ジェノヴァ風ペースト)とよばれるこの地方独特の調味料は、パスタにあわせても、パンのペーストとしてもその風味は他にかえがたいものです。

 

 pesto.jpg










spaghetti alla pesto

 

作り方は以下を、

http://www.threemonkeysonline.com/article.php?id=348

 

 

日本でも、たぶんバジル・ソースとしてメニューにのせているイタメシ屋さんもあることでしょう。イタメシ屋さんというだけあって、一度などバジルではなく青ジソを使用したペストを食べさせられた事もあり、じつに閉口したものです。

 

日本のイタメシ屋さんが、本格的なイタリア料理をだすのは何時の事でしょうか?もちろん高級料理店ではしっかりしたものが食べられるでしょうが、わたしのいうのはトラッテリアという食堂レベルでの話しなのです。

 

ああ、またイタリアにいきたくなってきた、なあ。



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無題 
ちゃんとしたイタリア料理を日本で食べようと思ったら、お一人様8千円(ワイン無し)は覚悟しなくてはならないのでは?
普通のイタメシ屋さんでは生バジルは高いのでバジル・ソースの瓶詰を使ってるみたいですよん。

ああ、バジルの香りが恋しくなって来た~
マルコおいちゃんのブログを見てるうちに美味しいエキストラバージンオイルをたっぷりかけたブルスケッタを食べたくなったので、小瓶(めっちゃ小瓶です)1500円のオイルを奮発してしまいました。
もったいないから未だ封を切ってませんけどね。(^^ゞ
2008.01.05 01:29 Posted by みちこ | Edit
みちこさん 
エキストラバージンオイルの普通瓶(0.75リットルか?)は、イタリア製の本物がこちらでは3ユーロから高いもので7ユーロ程度です。だからいつもたっぷりと使用しておりますです、はい。

バジル(バジリコといいますが)は、鉢植えのものがスーパーで1.5ユーロ程度でいつでも買えます。一鉢あれば一回分のペストに十分です。

しかしこのペストは我が家ではおもに夏に食しています。生にんにくがたっぷり入りますので、ふつうは休みの日にしかたべられません、ね。

日本のイタリアンはあいかわらずぼったくりのようですね。いちどイタリアにいらしたら、街の食堂で食べられることをお勧めします。日本の三分の一の値段で最低十倍は満足されることでしょう。(漢字は常用漢字に制限しました、うふ、ふふ)
2008.01.05 21:08 Posted by マルコおいちゃん | Edit
えー 
おいしそうですね。
パンでも麺でもあうような素材・・・今思い出せません。
2008.01.06 19:13 Posted by にほんはにほん | Edit
日本の 
普通の味噌も、ご飯・麺類ともに合いますよね。
味噌のおにぎり、むかし母がよくつくってくれたなあ、それから味噌仕立てのウドンも美味でしょう?
2008.01.07 17:30 Posted by マルコおいちゃん | Edit
みそ! 
そうそう、味噌が該当します!
大好きなのに思い出せませんでした!
田楽でもラーメンでも、とにかく味噌が大好きで、白身魚のみそ焼きとか・・・たまらん!
2008.01.09 04:36 Posted by にほんはにほん | Edit
味噌といえば 
三島先生のところで取り上げられたお雑煮。
先生がおっしゃるように京を中心にした一部の地域では
初日は味噌仕立てなのです。
古くからの習慣を京のお偉い人が変えさせたもののようですが、
そういう歓迎せざる命令が元とはいえ、これがまたハマッてしまうと濃厚で美味しいのです。
特にお餅が溶けて里芋のとろっとした部分と白味噌が三位一体となった部分の味たるや・・・。
私の母の父の両親はそれぞれ近畿より外から移り住んだ人であったので、大阪であってもその家では澄まし仕立てだったそうです。しかしながら、母の母(もとより大阪府民)と暮らして以降は白味噌仕立てに宗旨替え・・・なんと、母の父の母(要するに私の曾祖母)もその夫婦に同居して以降は白味噌にあわせてしまったようです(この辺は違っている可能性もあるので再確認が必要です)。
最近は古代史にはまりっぱなしですみません。
2008.01.09 04:55 Posted by にほんはにほん | Edit
味噌仕立ての雑煮 
おいしそうですが、まだ食べた事がありません。白味噌であるとはしっていましたが、サトイモ入りとはまた美味そうです。だいたいが、白味噌というもの自体、われら関東の田舎もんには珍しいものではあります。
古代史ゆくところまで行ってください、ね。わたしは今、まったくちがったことに興味が向いているのです。おいおい明らかにするつもりですが。
2008.01.09 16:16 Posted by マルコおいちゃん | Edit
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