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マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。  
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当ブログは、故あって結局放置モードとすることに決定しました。

詳しくは、お手数ですが以下をご覧ください。


さらば!マルコおいちゃんのヤダヤダ日記よ!
http://marco-germany.iza.ne.jp/blog/entry/477978



皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。

マルコ敬白
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さて最近、読みたい小説がない。藤沢周平も池波正太郎ももう何べんも読み返した。そこでまた漱石・鴎外に帰ることになった。

 どれでもいい、手元近くにあるものを読む。読んだのは、『三四郎』と『ヰタ・セクスアリス』である。どちらも実にモダーンである。あたりまえといえば、そりあ当たり前田のクラッカー、である。

 このわが近代文学の両巨頭は、それぞれ英国・独逸に留学して近代を現地で肌身にしみて経験した。しかも両者とも漢学の素養が実に深い。とくに漱石のこしらえた漢詩は、わたしのシナの知人で唐詩研究者にいわせるとまったく格調の高い日本人では最高水準のものだ、ということだ。

 江戸文化の土壌に生える爛熟した果実を生らす文化の木に近代を接木した、その苦痛があれらのわが近代文学を生み出した。そこには近代とは何か、日本にとっての近代とは何であったか、あるいは近代に直面した日本精神のうめきが如実に記されている。

 またそんな当たり前の理屈ではなく、読んだときに感じる文章のセンスといい、書かれた人物・事柄といい実にモダーンなのである。いわゆるモダンという形容詞を使用してもよい、近代的という意味に受け取られてもいい、とにかく現今の小説にはないモダーンさなのである。そこが読んで楽しい

寛斗さんとのおしゃべりで思いついた、

Richard Strauss の「Also Sprach Zarathustra 」(ツァラトウストラかく語りき)

イントロのテンパニー乱打は誰でもよくご存知のはず。






ケルン西ドイツ放送オーケストラを指揮するお方は、わたしは知りません。

ソ連生まれのSemyon Bychkovというらしいですね。

http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/home/ensemble/5694.php


寛斗さんはご存知でしょうか?



またあの映画でもおなじみです、ね。




もう新世紀は明けて十年近くにもなろうというのに、超人はまだあらわれません。

なんだか革命と戦争にあけくれた旧世紀をくりかえすかのような暗雲が立ち込める今日この頃、

テンパニーの乱打が不安を掻き立てるようです・・・・・・







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うっとうしい冬の終わるのはまだ先ですが、いまからもう初夏がまちどおしい。

この声を聴くだけで気分が晴れ渡るほどの爽やかさ。

Amselさんたちも元気で越冬して、ね。




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ロビンちゃんこと「Rotkehlcjen」、英語では「Robin redbreast」の唄声をもっと堪能してください。

 



嗚呼、夏よ早く来い!




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