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マルコおいちゃんのドイツ生活ああだこうだ事典
≪Bar di Marco≫から旧名に復帰しました。  
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わが住まいは、ちいさな池の近くにあるのですが、その池の一角が<Freibad>といって、屋外遊泳場になっています。

 

もともと英語の<Free >と同意義の<Frei>は、この場合、ただ屋根が開かれた、つまり<open>という程度の意味で使用されています。

 

それは公的施設ではなく、あるクラブが運営し、会員以外にも有料で開放しています。

最初はその奥儀がわからなくて、<Freibad>のくせになぜ有料なのかいぶかしんだものでした。

 

ちなみに屋根がある遊泳場は、<Hallenbad>と称します。<Halle>は、英語の<Hall>と同義です。すなわち、屋内遊泳場です。

 

この池の水質は市衛生局の検査をうけ「良」の部に分類されています。まあ日本の湖、あたしの知る範囲では長野県の野尻湖程度の透明度はあるでしょう。

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さて、連日の夏日のため、その<
Freibad>がこの週末からオープンしました。水がまだ冷たそうなので、控えようと思っていましたが、幼いころからこの<Freibad>に親しんでいる息子が、もうソワソワして落ち着きません。

 

家から徒歩で数分の距離ですから、夏の日々は、平日でも夕方にはいつも通っています。夕方といっても、夏の場合は、とくに六月の夏至前後では、十時近くなってやっと黄昏るほどですから、六時七時では、まだ午後三時くらいの暑さがあり、水に入るのにも抵抗はありません。

 

今現在は、八時ころから黄昏はじめる、といったところでしょうか?

 

しかし四月に早くも<Freibad>がオープンするとは、いかにも異常です。おととしもかなり暑い夏でしたが、それでもオープンしたのは、五月中旬でした。

 

四月のうちから連日30度の夏日が続くようでは、この夏はいったいどれほど暑くなるものかという気候変動に対する不安はあるにしても、一方では太陽光線の多い暑い夏の早い到来を人々はすなおに喜んでむかえているようです。

 

夕方になるとあちこちでバーベキューをするいい匂いが漂ってきます。やっと戸外での生活を楽しめる季節になった歓びが、秋から冬にかけての顰め面が嘘のように、それぞれの表情にあらわれていて、ほっとした気分になる今日この頃でした。

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PS
今日は、息子だけが水に入りましたが、さすがに冷たかったと見えて、すぐにあがってしまいました、ザマミロ。

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